仕事をしていると、『このタスクはマストでお願い』だったり、『この機能はウォントだね』等という会話をしたりします。
この二つのワード『マスト』と『ウォント』は意外とよく使います。
仕事で困らない為にも、今回の記事でしっかりと意味を覚えておきましょう。
この記事で分かること
- マストの意味
- ウォントの意味
- それぞれの優先順位
- その他、用語について
マストとウォント
まずは、マストとウォントを使った例文を見てみましょう。
例文
- 『会議室の利用予約はマストだけど、会場準備はウォントだね』
- 『製品の不具合修正はマストだけど、性能向上はウォントだね』
- 『この仕事は明日の15時までがマスト』
解説
マストとウォントは元々、英単語の『must』と『want』です。
単語 | 一般的な意味 |
---|---|
マスト(must) | ~しなければならない |
ウォント(want) | ~が欲しい |
中学校の英語の授業で習ったね!
したがって、仕事でこの言葉を使う時は、
マストは絶対にやらなくてはならない事(必須、義務)を表し、ウォントは要望を表します。
例文の意味
- 会議室の利用予約は絶対にしないといけないが、会議室内の準備は出来ればしておいて
- 製品の不具合は絶対に直さないといけないが、性能向上は出来ればしたい
- この仕事は、明日の15時までに絶対に終わらせて
学生時代に習った英文を思い出すとイメージしやすいかもしれません。
マスト(must) | ウォント(want) |
---|---|
I must study English. | I want this computer. |
私は英語を勉強しなければならない | 私はこのコンピューターが欲しい |
必須、義務 | 要望 |
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優先順位
『マスト』と『ウォント』の意味を理解すれば自然と優先順位は分かってきます。
マスト>ウォント
マストの仕事が最優先で、ウォントの仕事は余裕がある時にやればいいのです。
この優先順位を間違えてしまうと大変な事になってしまうので、キチンと理解しておきましょう。
この、マストとウォントの良い例えとして『申し込みフォーム』があります。
ネットで商品を注文したり、何かに登録したりするときに申し込みフォームを利用します。
申し込みフォームには、絶対に記入しないといけない『必須』項目と、書かなくても申し込みが出来る『任意』項目があります。
任意と書かれた項目は、何も記述しなくても大丈夫ですが、必須と書かれた項目が空白だとはじかれてしまいます。
これと同じで、仕事でも、マストの仕事をやらずに、ウォントだけをやっても意味がないという事です。
仕事場では様々な言葉が飛び交う
仕事をしていると、様々な言葉が飛び交います。
今回の記事で紹介した『マスト』や『ウォント』の様に、重要性や必要性を表す言葉は、実は他にもたくさんあるのです。
その他の言葉
- ニード
- ベター
- etc…
今回の記事では詳しくは解説しませんが、この2つの言葉も良く使います。
今のご時世副業に取り組むことがベターだよね。
一緒にブログやらないかい?
ベター(better):ベストではないが比較的良い様
引用元(コトバンク)
このブログの1か月目の運営報告記事だよ。
このように仕事場では、様々なカタカナが飛び交います。
誰しもが思うでしょう。
『日本語で話せや』
しかし、残念ながら現代ではグローバル化も進み、様々な言葉が英語になってきています。
職場で言葉が分からずに取り残されない様に、意味をきちんと理解しておきましょうね。
この記事のまとめ
マストは『必須・義務』
ウォントは『要望』
優先順位:マスト>ウォント
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